大学では中国語学科に入っていたため毎日のように中国語の文章(簡体字)を翻訳していました。同じ漢字の翻訳なのだから簡単なのではと思われるかもしれんせんが、実際はそうも簡単に上手くいきません。同じ漢字でも日本とは異なる意味を持っていたり、パッと見でなんとなく訳すなんてことはまず不可能に近いです。課題であった以上正確に訳すことを求められていたので少しの手抜きも許されませんでした。品詞や補語に用いられる漢字も日本語の感性からは大きく外れたものもあり、この単語にはどのような意味があるのだろうと英語などと同じように調べる必要がありました。そこで大いに活躍するツールが中国語の書きこみ対応の電子辞書です。書きこみが出来る電子辞書ならばそのメーカーで発売されている中国語辞典のSDカードを辞書に挿入すれば大丈夫です。最近では中国語専用の電子辞書(SDカード不要)もあるのでそちらを購入する学習者も多いです。英語などアルファベットを使う言語であればボタン入力が主となりますが、中国語だとローマ字(ピンイン)+漢字の部首検索、そして漢字の書きこみ入力があるので書くという行為が重要視されます。そのため書きこみ機能のある辞書は必須となります。もちろん持っていなくても最近ではパソコンやスマホの手書き入力もあるのでそちらでも問題ないと思います。
課題では正確さ(直訳)を求められていましたが、先生以外の人(中国語を知らない人)に対して翻訳を見せる場合は柔軟さ(意訳)も大事だと感じました。点数をつける必要がないのであれば、なるべく自然な日本語にした方が読み手にも優しいからです。ですが崩しすぎるのもやはり良くないので大学で教わった正確さと、自分で編み出した柔軟さを組み合わせることによって誰にでも伝わる翻訳が出来るのだと今は実感しています。